セクシュアリティの実感をわかってもらうのは難しい。

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先日「自分もXジェンダーかなあ」という子とお話をしたんですが、なんかすごくうれしかったです。

理由は、その子と僕のセクシュアリティがすごく似通っていたから。

共感事項もすごく多くて色んな話をしました。

 

僕たちのセクシュアリティ

僕とその子はFtXです。

つまり、生まれたときに割り当てられた性別は女性ですが、Xという性自認を持っています。

 

ですが同じFtXではあっても、Xジェンダーってとても幅が広いんですよね。

男でも女でもない性別 Xジェンダーとは? 当事者による詳細解説

 

その中でも僕たちに共通した部分というのは、

  • 望む性別は男性だけれど、女性として生まれてしまった以上男性になれることは諦めている。
  • 今の自分のまま男性に「近づく」ための治療をすることは望まない。
  • 欲しかったのは男性としての人生

といったところでした。

 

セクシュアリティの実感

セクシュアリティの実感をわかってもらうのは難しいです。

僕たちがどんなに主張したところで、今以上の治療をしない僕たちを見る世間の目はどうしようもなく「女」で。

 

だから、本当は名乗りたかった男性用の一人称を名乗るのも怖ければ、

その子の場合は、化粧をしないこととか女性らしい服装をしないこととか、自分の容姿が女性の枠組みから外れていくことを他の人に指摘されるのも怖い。

 

セクシュアルマイノリティ、特に性自認のマイノリティは、他人の目や自意識で何重にもがんじがらめになってしまうことが多いです。

当事者以外は、「本当は男性が良かったのに女性として生まれてしまった人生」を生きたことはないわけですから、分かってもらうなんてことは土台無理なんです。

 

セクシュアリティに限ったことではなく、僕たちは自分以外の人間の人生を生きることはできないので、「誰かにわかってもらう」というのはどんな人にとっても不可能に近いことです。

 

必要なのは語れる空気だけ

ただ。

伝えようとする努力をはじめたときに分かろうとしてくれる人は必ず出てきます。

別に深い話をしなくても、僕を女性以外の性別としてして扱ってくれる人たちがいます。

 

「礼司のこと女だと思って接してないよ。俺女の子にはこんな風じゃないよ」って直接言ってくれる人もいれば、

さりげない君付けや、文面で彼女ではなく彼と書いてくれる人もいたり。

 

僕はそのことが、口にはしませんがめちゃくちゃ嬉しいんです。

その人たちも、僕へのそんな非・女扱いをあえて強調することはありません。

大事なことだからもう一度、でも恥ずかしいのでこっそり言いますが(めちゃくちゃ嬉しい)です。

 

大好きな人たちの隣に立つとき、

「あー自分は男としてこの人たちとこの場に居たかったな」

っていうのはいつも思います。

多分それは死ぬまで思い続けてくと思います。

 

それでも、そんな感情含めて、当たり前みたいに大切な人たちと話ができるということが、僕にとってものすごく大きな財産なんです。

 

セクシュアルマイノリティにとってとにかく命に関わるぐらい大切なことは、

語れるということ。

アウトプットできるということ。

そんな空気を僕は作っていきたいです。

 

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