田舎でポリアモリー(複数恋愛)と性の在り方をディープに語ってきた。

礼司です!

先日の7月14日、千葉県金谷で開催された「ポリアモリーを語る会」に参加してきました!!

 

ポリアモリーとは、合意の上での複数恋愛のことで、付き合う人を一人に限定しないパートナー関係の在り方です。

 

ポリアモリーに関しては主催でブロガーのカルロスさんが詳細な記事を書かれています。

【7/14-15(土日)】複数人と同時交際する“ポリアモリー”を田舎で語る会|カルロス天才.com

 

ポリアモリーに関心がある人たちや、実際にポリアモリーなパートナーシップを持っているきのコさんとお話することができ、新しい発見がたくさんありました。

 

「田舎でポリアモリーを語る会」の様子

今回金谷に集まったのは、ポリアモリー実践者のきのコさん、主催のカルロスさん含め10名の参加者の方々です。

 

お菓子を食べながらポリアモリーについて、パートナーシップについて、性についてオープンに話をしました。

写真は語る会の後のバーベキューの様子です。

REIJI
みんなでわいわいと楽しく過ごしました!!

 

ポリアモリーは、誠実に人間関係を形成している人たち

 

この本、わたし、恋人が2人います。~ポリアモリー(複数愛)という生き方~を執筆されたきのコさんは現在、2人の方とパートナーの関係を持っています。

 

当日はきのコさんと一緒にパートナーのおひとりも来られていました。

お二人のお話から、複数の人とのパートナーシップの関係をどうやって成立させているのかについてお話を聞くことができたので、ご紹介します。

 

用語の解説

【ポリアモリー】 合意の上で複数のパートナーを持つ付き合い方。

【モノガミー】  一人に対しパートナーは一人という付き合い方。

 

ポリアモリーと嫉妬

ポリアモリーの当事者であるきのコさんやパートナーさんが一番よく聞かれることが、

「お互いに嫉妬しないの?」

「誰かに不満がたまることはないの?」

ということだそうです。

 

これに対するきのコさんとパートナーさんの回答は、「言いたいことは全部口に出して話し合っている」とのこと。

 

たとえば、きのコさんが夜に出かけていくというときに嫉妬やさみしい気持ちを持ったとしたら、パートナーさんは「僕は今さみしい気持ちがした」ということを率直にきのコさんに伝えます。

 

でもそれできのコさんがパートナー以外の人と会うのを止めさせるわけではなく、

「日付が変わる前に帰ってきてね」とか

「終わったら連絡してね」とか、

話し合いによって両方が(ときにはパートナーシップを結んでいる者同士全員が)納得できるやり方を探すんだそうです。

 

  • 言いたいことは口に出して相手に伝える。
  • お互いが納得するポイントに着地させるために、冷静な議論をする。

こんな風にしてポリアモリーに起こりがちな嫉妬や不満の問題を解消しているんですね。

 

あと「どんなセックスが好き?って聞くのも大事!」

っておっしゃってたのも印象的でした。

 

日本人の多くはセクシュアルなことは口に出したがらない傾向がありますが、相手がどうしてもらいたいのかを知るのも、自分がどうしてほしいのかを伝えるのもめちゃくちゃ大事なことです。

 

ポリアモリーとは、お互いに補完しあう関係性

きのコさん 「私が死んでも、この人たちが行き詰まらないでほしいんだよね。

私も、私が死んだ程度のことでダメになっちゃうような人とは付き合っているつもりはないし」

 

ん~かっこよすぎる!

 

きのコさんがパートナーを選ぶ条件の一つは、その人が精神的・経済的に自立していることだそうです。

どちらか一方がお互いに搾取しあわず、平等な力関係を保てているからこそ、ポリアモリーのネックである「お互いの納得点を交渉によって成立させる」ことが行えているように感じました。

 

きのコさん 「みんな友達とだったら、映画に行くのはこの友達と、カフェでランチならあの子と、恋話ならあの友達と、って役割分担をするのに、なんでパートナーは違うの?

一人の人に恋人の役割も友達の役割も家事も育児も外で働くのもって全部任せるから大変なんだよ。

一人の人間がそんなに色々できるわけないじゃん?」

 

REIJI
確かにすぎる。

 

一人の人間のキャパシティなんてたかが知れてます。

それなのに関係が友達から恋人になったとたんにあれもこれもと望んでしまうのは何故なんでしょうか。

 

できないことはできないし苦手なことは苦手。

一人のパートナーにはできないことを別のパートナーが補うのは、言われてみればすごく理にかなっています。

 

きのコさんのもう一人のパートナーさんは物腰の柔らかい方だそうですが、今日来ていた方はしっかりと意思決定ができるビジネスパートナーにも近い関係だそう。

パートナーさん 「それぞれに違う支え方ができるからうまくいっている」

 

お二人の様子を見ていても、お互い尊重しあっているのが伝わってきて素敵でした。

 

パートナーの概念のないポリアモリーなコミュニティが欲しい。

今回参加して単純に、

REIJI
ポリアモリーやオープンリレーションシップっていいなあ、魅力的だなあ

と思いました。

 

「語る会」でも話が出ましたが、付き合う付き合わないっていう概念がそもそも本当めんどくさいですよね。

 

  • パートナーっていうシステム自体もいっそのこと排除したい。
  • 性自認も性的指向もごちゃまぜに、ハグしたいとか、手をつなぎたいとか、あなたに触れたいとか、そういうことを口に出して伝えたらいいと思う。
  • 性的指向が合わなくてもセックスできるだけが愛情じゃないし、ハグするだけの愛情があっていい。

 

そういう性愛の在り方に名前があるのかはわかりませんが、なんかそんなコミュニティを作りたいなあと思ってしまいます。

「リスクが・・・」とか言う人がいるんだったら、いっそ性的接触に関しては禁止してもいいんで、もっと気軽に触れることができる、そしてそれが信頼と成熟したコミュニケーションの上に成り立っているコミュニティを作ってみたいですね。

 

変な意味じゃなくて、僕握手とか、ハグとか人に触れるのがすごい好きなんですよ。

人よりも多分淋しがりなので、愛情も誰かに触れることもたくさん欲しいし与えたいんです。

そういうなかでカップル同士でなければ触れ合うことが一切許されない世界というのは、少し窮屈だなあと感じてしまいます。

 

僕はポリアモリーなのか??

ここまで書いといてなんですけど、僕は自分がポリアモリーかどうかはよく分かりません。

はっきり定義する必要性はあんまり感じませんが、

言うなればがちがちのモノガミーではなく、ポリアモリーに適応できる性質を持っているというところでしょうか。

 

よく考えてみたら僕が今までポリアモリー的なライフスタイルを取らなかったのって、周りがみんなそうだったからという程度の理由だったんですよね。

 

テレビや本から入ってくる情報、小さいころから身の回りにあった家族の形。

そこでは当たり前のようにモノガミー規範が形成されていました。

だから僕もそれを当たり前のものだと受け取ってそのように生きてきたし、特にそれで困ることはなかった。

 

でもポリアモリーという愛し方、パートナーの在り方を知った今となっては、

REIJI
なんかそれもアリだよね

というかむしろ魅力的にすら感じています。

 

もちろん全員を均等に愛する労力とか、全員が納得する形を探す交渉力とか、難しい部分もたくさんありますが、自立した人同士であれば、それを一つずつ組み上げていくことで自分自身も深くなるし、パートナーとの結びつきもより強固なものに変わっていくはずです。

 

愛情というのは欠けたものを埋めるためじゃなく、自分が持っているものを相手に与えるため・そして相手が持っているものをいただくためのもの。

単純に一人よりも二人のパートナーの方がたくさん愛情を交換し合えて幸福度高そうな気がするんですよねー。

 

セクシャルマイノリティの共生に必要なのは理解ではなく他人事力

ポリアモリーもそうですが、セクシャルマイノリティのことを語るときに必ず話題になるのが、マジョリティからの理解や承認です。

ですが、当事者と非当事者の共生のために必要なのは、マジョリティ側からの一方的な理解や承認・配慮でも、マイノリティ側が一方的に権利擁護を求めて声をあげることでもありません。

 

必要なのはただひとつ。

他人事力(ひとごとりょく)です。

 

他人事力とは、自分以外の人間がどんなライフスタイルやセクシュアリティや人生を選ぼうと、他人は他人のまま、干渉しないで相手や周囲の自立を信頼できる力。

他人にとってのありのままを、「へえ、そうなんだね」という平板な態度でただ存在していることを認められる力。

 

そしてその他人事力は、きのコさんたちパートナーがごく自然に実践していたことでした。

パートナー同士ではあるけれど、「わたしはわたし」、そして「あなたはあなた」。

どうしてほしいのかを口に出すことや伝える努力をすることはやめないけれど、物事やどう生きるかの最終決定権はそれぞれにある。

 

それは別に冷たいとか薄情だとかいう次元の話ではなくて、相手の自立と自分自身の自立とを信頼しているからこそできることです。

 

ポリアモリーを実践し良好な人間関係を築くことができている人たちのコミュニケーション力、交渉力って実は人間としてとても成熟した能力なのだろうと感じました。

ひとりひとりがその他人事力を持つことができれば、社会はきっとものすごく成熟した、誰にとっても居心地のいいものになるのではないでしょうか。

 

まとめ

そんなわけで、「田舎でポリアモリーを語る会」についてのレポートは以上です。

こないだの座談会の時にも思いましたが、やっぱりセクシュアリティや性についてオープンかつフランクに語るのってめちゃめちゃ楽しいですね!

 

座談会コンテンツもまたやってみたいので、僕のブログで取り上げてほしいテーマや話題を投げてくれたら嬉しいです!!

 

 

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