【東京レインボープライド2018参加レポート】5/4 LGBT×地方×若者

   

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REIJI
新宿Aisotopeで行われた「LGBT×地方×若者」というイベントに参加しました!

このイベントは、東京レインボープライドに関連して行われたものです。

 

イベントは、

  • 主催者であるレロさん@rero70
  • 群馬県で当事者支援団体「ハレルワ」の代表を務めているパパ田さん@carbonoxowo
  • 佐賀県AO*AQUAのメンバーとして活動している茜さん(@q_a39)
  • 名古屋で「名古屋あおぞら部」を運営されているりぃなさん@rii83na

の4名によるクロストークと、参加者を交えたディスカッションという形で行われました。

 

参加者のプライバシーを守るため会場内での撮影はできなかったのですが、お菓子を食べたりドリンクを飲んだりしながら、和気あいあいとした雰囲気でした。

当日のトークの中身について、僕が感じたことも交えてお伝えします。

地方で活躍する3つのLGBT支援団体

登壇者の皆さんの活動拠点は名古屋、群馬、佐賀です。

みなさんそれぞれに、個性的で楽しげな活動をされていました。

 

名古屋あおぞら部(名古屋)

名古屋あおぞら部では、「月に1回程度お菓子を食べながらのんびりおしゃべりする会」を開催しています。

事前申し込みは不要で、途中入退出大歓迎とのこと。

 

活動は高校生や大学生が中心ですが年代層は幅広く、

LGBT当事者だけでなく、LGBTについて気になっている人、当事者を家族に持つ人などが参加できます。

半年に1回程度「遠足」として、遠方に出かけるイベントも行っています。

twitterアカウント「名古屋あおぞら部(@nagoya_aozora)

twitterモーメント「名古屋あおぞら部によくある質問集

HUFFPOST日本版 名古屋あおぞら部代表りぃな様執筆記事 『「人と違うこと」を責めない~誰にとっても生きやすい社会とは?~』

 

セクシュアルマイノリティ支援団体ハレルワ(群馬)

画像引用元:ハレルワHP  ロゴ画像使用許可済・無断使用禁止

ハレルワは、群馬を拠点とする当事者支援団体です。

LGBT当事者やアライの20代を中心としたメンバーで運営されています。

 

毎月第4日曜日に開催されている交流会「ハレの輪」は、セクシャリティ不問・年代不問でLGBTに関心のある方なら誰でも参加することができます。

こちらは事前申し込みが必要となります。

 

県内でLGBTに関する講演・研修会、地域イベントでの啓発活動も行っています。

またYouTubeでの配信「ハレラジ」ではメンバーによる活動報告、Q&A、トークなどが配信されています。

ハレルワ ホームページ

twitterアカウント「ハレルワ(@hareruwa_info)

YouTubeチャンネル「ハレルワinfo

 

LGBT支援団体 AO*AQUA(佐賀)

画像引用元:AO*AQUAHP ロゴ画像使用許可済・無断使用禁止

ハワイの言葉で「虹」を意味する当事者支援団体AO*AQUA(アオ・アクア)は、佐賀県で活動をされています。

毎月第2日曜日の午前9時から11時には、朝活として佐賀駅周辺のゴミ拾いを行っています。

ゴミ拾いの後にはみんなで楽しくランチを食べるそうです。

 

交流会や電話相談のほか、当事者のやってみたいことを叶える「夢を叶えようプロジェクト」も行っています。

夢を叶えようプロジェクトでは、自分の今やりたいこと、昔やりたかったことなど、あなたの叶えたい夢や目標を、大小関わらず受け付けています。

例えば、「あんな服が着たい!」「自分も交流会を開きたいけど、やり方が分からない…」「自分の話を誰かに聞いて欲しい」等々何でも有り。

メンバーがあなたをお手伝いしちゃいます!

引用元:AO*AQUA ホームページ「夢を叶えようプロジェクト」

講演や研修なども幅広く積極的に行っている活動団体です。

 

AO*AQUAホームページ

AO*AQUAブログ「Simplog

twitterアカウント「AO*AQUA〜アオ・アクア〜(@aoaqua_niji)

 

地方における若い世代の居場所づくり セクシャリティ不問のコミュニティ

それぞれの活動団体の交流イベントに共通していたのは

  • 参加者のセクシャリティを限定していない
  • 参加時に必ずしもセクシャリティを言う必要はない

という2点でした。

 

イベントを開催されている皆さんの体感として、学生さんなど若い年代の方では、

自分もLGBTの当事者かもしれないけど分からない・はっきりしない

というセクシャリティのあいまいさや揺らぎを感じている方が多くいるようです。

 

僕が学生のころはとにかく情報がありませんでした。

レズビアン・ゲイといった言葉自体はなんとなく知ってはいたけれど、それはタブーで、いけないこと。

レズビアンやトランスジェンダーに「なって」しまったら、二度と普通には戻れないんだと思っていました。

 

だから誰にも言えなかったし、一人で抱え込んで一人で結論を出すしかなかった。

なので「参加すること=当事者であることのカミングアウト」にはならない場でLGBTに関する話題について話せることは、当事者や当事者かもしれない人たちにとってものすごく意義のあることだと感じます。

 

LGBT支援団体が活動していく上での課題

若い世代を対象にしたLGBT支援団体ならではの課題や悩みもあるようです。

 

イベントを行う場に困る

LGBT活動団体であることを公言すると、場所を貸してくれるところは意外と少ないそうです。

「偏見はないんだけど、ちょっと。。。」と断られてしまう。

 

また参加者に高校生や大学生が多いため、

  • 参加者が家を出てくるときに言い訳のつく場所であること
  • 参加者が高校生・大学生が中心なので、駅から徒歩圏内の場所であること

が求められ、自然と公共施設やショッピングモールでの開催が多くなるそうです。

 

トークの中の

「自分の居場所を見つけようとしているのに、どうして言い訳をしなくちゃいけないんだろうね」

という言葉が印象的でした。

 

運営側の負担の大きさ

運営者側も、仕事をしながら、大学や学校に通いながら活動をしているという場合がほとんどです。

また積極的な1人が主催として運営の大部分を担っていることも多いです。

そのため主催側の主要な人材が一人でも欠けてしまうと運営が立ち行かなくなり、団体そのものがなくなったり途切れてしまうケースも少なくありません。

 

持続的な活動をするためには、1人の人間だけではどうしても難しい部分が出てきます。

ディスカッションでは

  • 「協力の輪を広げていくことが必要」
  • 「人を助ける立場の人であればあるほど、助けてくれる人をたくさん作っておくべき」
  • 「経験歴の長い団体の所に行って勉強させてもらうのもいいかもしれない」

といった意見が出ました。

 

LGBT当事者を支援する活動をしたい!という人に

自分でもLGBT当事者を支援する活動をしたいという人に向けて、すでに何度か交流会を開かれている登壇者さん方ならではのアドバイスもありました。

 

「行政を巻き込むと活動しやすくまた協力や支援を得やすくなる。

ただその半面、自分たちの活動と行政等々の窓口としての役割を一手に引き受けてしまうことになるので大変。教育方面のNPOなど、他団体と協力してもいいかも。

行政を巻き込むときには、男女共同参画系の部署が糸口となりそう」

 

「活動を始める前にすでに活動しているサークルや団体をできるだけいろいろ回ってみて、自分がどういうことをしていきたいかのビジョンを作っていくといい」

 

「LGBT×地方×若者」に参加してみた感想

行動力×SNSツール=最強

若い子たちが居場所を求めて、自分たちで団体を作って活動をしているのを見ると時代は変わったなあと思ったりします。

いや僕まだ25なんですけどね。

そんでも僕の時代にはLINEはなかったし、twitterもそこまでメジャーじゃなかったし。

 

そういったツールの功績というのは、便利さよりも何よりも、「自分たちで何かしたい!何かできるはず!」と思っていた人たちが活動できる土壌を作ったことなんですよね。

ただそれを活用するかどうかは個人の力量とポテンシャルによるところ。

 

SNSの可能性に気づいて、自分のニーズと他人のニーズのすり合わせを行い自ら行動している人たちは本当にすごいです。

めっちゃ尊敬します。

 

発信や活動をしていきたい? ブログやろう。

その一方で曲がりなりにもブログやウェブビジネスを学んでいる身としては、当事者やアライとして活動をしている方たちの発信の方法については、

REIJI
あっこれこうすればもっと良くなるのに

と思うことがあるわけです。

 

LGBTの発信者は増えてきたけれど、ブログなどウェブ上の発信の上ではまだまだ未成熟な部分がたくさんあります。

はっきり言ってLGBT界隈でブログはブルーオーシャン。

がっつりやっている人は少ないので目立ちます。

 

ていうか今コミュニティを持って活動している人たちが、さらにブログのノウハウと発信力を身に着けたら鬼に金棒だと思います。

僕も今後LGBT当事者・アライ向けにブログコンサルをやりたいと思っているので、reijiのこれからの動きにも注目してもらえたら嬉しいです。

 

おわりに

という感じで2018年5月4日「LGBT×地方×若者」、とても充実したイベントでした。

実はこのイベントは、田舎フリーランス養成講座の受講中に見つけまして、僕が今後やりたいことそのままのタイトルに即参加を決めました。(関連記事:自分自身の人生を生きるために選んだ田舎フリーランス養成講座の1ヶ月を終えて

 

地方で活動されているLGBT支援団体がいくつかあるのは知っていましたが、実際にどんな活動をしているのかはなかなか知る機会がなかったので、今回参加してそれを知れたことは良かったです。

自分の学業も仕事もあるのに、当事者やアライの居場所を作るために一生懸命活動されている皆さんの姿は、深く尊敬するとともに本当に身が引き締まる思いでした。

 

やってみたいことを実現してしまう人と、それができない人との違いはたった一つ。

行動するかどうか。

これだけなんですよね。

 

LGBTの当事者、若い人も大人の人も居場所はどこかにある。

近くに無いなら作っちゃえばいい。

居場所を見つけるための行動居場所を作るための行動。

その両方がたぶん絶対的に明るい未来につながっていると僕は思います。

 

*なお本記事の執筆にあたり使用させていただいた各団体様のロゴ、その他の画像は、すべて各団体様に許可を取り掲載させていただいているものです。そのため画像の無断での転載・使用は禁止します。

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