LGBTのカミングアウト オープンで暮らす?クローゼットで暮らす?

LGBTやセクシュアルマイノリティの当事者が、性自認や性的指向などのセクシュアリティを隠さず暮らすことをオープン、公にはせず暮らすことをクローゼットと言います。

 

REIJI

みなさんは、自分のセクシュアリティをオープンにしていますか?

それともクローゼットにしていますか?

 

オープンに暮らす。クローゼットに暮らす。

オープンに暮らすということ

オープンに暮らす場合には、初対面の人には必ず自分のセクシュアリティを説明することになります。

最初にカミングアウトしてしまうことで後々の誤解も防げますし、その後はごまかしたりしなくていいのがメリット。

ただやってみて分かったのですが、いちいち説明するのはなかなか面倒です。

 

クローゼットに暮らすということ

クローゼットに暮らす場合には、自分のセクシュアリティを説明する手間がなくなる分、「異性愛者として」や「シスジェンダーとして」の振る舞い方を求められることがあります。

治療済みMtFやFtMの方だと、特にカミングアウトなどはせず、トランスした先の性別として生活されている方も多くいます。

 

すべてのセクシュアリティ・ジェンダーが当たり前になるための3ステップ

LGBTsがカミングアウトやセクシュアリティの説明をしなければいけない社会というのは、やはりそれだけ世の中の「普通」として男女二元論や異性愛が浸透しているということなんですよね。

 

これからすべてのセクシュアリティ、ジェンダーが「普通」で当たり前になっていくためには、

  1. 認知
  2. 知識
  3. 実感

という3段階のステップが必要です。

 

第1ステップ 【認知】

「認知」は、同性愛、トランスジェンダー、性同一性障害、LGBTなどの言葉とその定義を知っている段階です。

言葉としてそういう人がいることを知ってはいても、興味・関心のレベルはまだ低いです。

 

第2ステップ 【知識】

「知識」は、認知のステップで知った言葉について詳細な情報を知識として持っている段階です。

この段階にある人やコミュニティでは、性的指向と性自認の違い、トランスジェンダーとレズビアン・ゲイとの違い、Xジェンダーやクエスチョニングなど男女以外の性別について、知識があるとともにある程度の関心があります。

 

第3ステップ 【実感】

最後の【実感】は、身近な存在としてLGBTsの友達や知り合いがいる段階です。

ニュースや本で目にするカテゴライズとしてのLGBTではなく、自分の知っている友達、家族、知り合いがいることで、「認知」と「知識」ははじめて中身の伴った「実感」になります。

 

この認知、知識、実感という3つのステップを経てきているコミュニティというのは、LGBTsにとってカミングアウトをしやすい・受け入れられやすい土壌が整っているといえます。

 

コミュニティ単位で考えればオープンでも暮らしやすい場所というのはたくさんありますが、日本全体でいえばまだまだ第1ステップの認知すらも不十分な状況です。

 

オープンか、クローゼットか。選ぶのは本人

セクシュアリティのことに限らず、みんながみんなすべてを大っぴらにして暮らしているわけではありません。

あまり親しくない人に家庭の事情がどうだとか、今こんなことに困っているとかいちいち言わないのと同じで、必要のないカミングアウトは、もちろんする必要はありません。

 

でも当事者が大事な友だちや家族に対してカミングアウトの怖さを感じるというのは、オープンにするかクローゼットにするかを本人が洗濯することができず、選ぶ権利を社会に奪われている状況ですよね。

それに対しては僕はちょっと違うんじゃないかなと思うわけです。

 

理解ではなく承認を

今僕は自分のセクシュアリティをオープンにしていて、本当に恵まれていると思います。

たいていの場合「左利きです」とか「AB型なんです」とか、そのくらいの重量で受け止めてもらえています。

 

僕がカミングアウトをする理由は、深刻な話にしたいわけでも悩み相談をしたいわけでもなく、

REIJI
Xジェンダーである僕の状況はこうなんですよ

というのを了解しておいてほしいというそれだけです。

 

クローズドで生活していたときには、「一緒に過ごしたり生活する上でお互いにその了解事項があったら変な誤解もなくて会話もスムーズにいくのに」と思うことがたくさんありました。

欲しいのは理解ではなく、了承。

LGBTsであることが当たり前に了承される社会がこれからもっともっと広がっていってほしいですね。

 

【LGBT】カミングアウトはするべき?されたらどんな対応をしたらいいの?

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