海外のLGBT事情まとめ 同性婚が認められている国 差別の根強い国

   
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こんにちは!FtXブロガーのreiji(れいじ)です!

ダイバーシティの考え方や、性的少数者への権利擁護が叫ばれる昨今、

LGBTに対しては比較的やさしいといわれる日本。

 

しかしその実情はどうなのでしょう?

 

LGBTに対して寛容な国、非寛容な国。

それぞれの実態についてまとめてみました。

LGBT反対の動きの強い国

フランス

フランス革命以前の同国では、同性愛は犯罪とみなされ、刑罰の対象でした。

またナチスドイツ占領下でのフランスでは、62人の同性愛者が収容所に送られています。

 

続くヴィシー政権では、同性愛は「自然に反する行為」として、刑法により21歳未満の同性間の性行為を禁じられ、1960年からは懲役または罰金が科されたこともありました。

 

このような歴史を経てきたフランスでは、同性婚に対しては反対派と賛成派に意見が二分しており、

2013年5月26日同性婚反対派による大規模なデモ(当局発表では15万人)が行われ警察と衝突したという事件もありました。

 

同性婚が認められている国とはいえ、未だ反対派の同性愛に対する弾圧の意識が強く、安易に同性愛者であることを公言できない国です。

ロシア

次の動画は、ロシアで男性二人が手を繋いで街中を歩いたらどうなるか、ということを実験した動画です。

わざとぶつかってくる人、あからさまな侮蔑の言葉(ピー音)を口にして指を指す人がいます。

その中には子供もいます。

これがロシアの現状かと思うとあまりにお粗末。

 

差別・偏見の根強いロシアでは、2013年には公の場で同性愛などを宣伝することを禁ずる「同性愛宣伝禁止法」が成立しました。

これを受け、2014年に行われたソチ五輪では、ドイツのガウク大統領、フランスのオランド大統領、アメリカのオバマ大統領が抗議の意味を込め欠席しています。

 

日本の安倍首相は・・・

というと、出席していますね。

オリンピックが政治的な道具として扱われることに反発しての出席、と言うことも考えられますが、真相はどうなのでしょう。

ブラジル

ブラジル・サンパウロでは、世界最大規模のゲイパレードが行われます。

その一方で同国では、LGBTに対する暴力事件の件数が世界最悪に上っています。

 

ブラジルのLGBT権利擁護団体GGB(Bahia Gay Group) によると、

昨年(2016年)の一年間で、ブラジルではLGBTであること、またはLGBTの擁護をしたために340人もが殺害されました。

これは、28時間にひとりがLGBTを理由に殺されている計算になります。

 

その背景のひとつには、同性愛を禁じるカトリックが国民の半数以上を占めることがあげられるでしょう。

 

またイスラム教徒を中心とする国でも、同性愛に対する非難・反感が強い傾向にあります。

イラン、サウジアラビアでは同性愛行為は犯罪であり、最悪の場合死刑も執行されます。

LGBTに優しい国

同性婚が認められている国

REIJI
年代順です

オランダ、ベルギー、イギリス、カナダ、スペイン、南アフリカ共和国、ノルウェー、スウェーデン、メキシコ、ポルトガル、アルゼンチン、アイスランド、ブラジル、デンマーク、フランス、ウルグアイ、ニュージーランド、ルクセンブルク、フィンランド、アイルランド、アメリカ全州、グリーンランド、コロンビア、マルタ、ドイツ

オランダ

世界で最初に同性婚を合法化したオランダは、ギャラップ社(米・世論調査企業)による調査で同性愛者が住みやすい国1位を獲得しています。

同性婚においては、異性カップルと同等の法的権利が認められており、また同性カップルの養子縁組制度もあります。

 

毎年8月に行われる華やかな水上ゲイパレード「pride Amsterdam」はとても見ごたえがありそうです。

 

LGBTだけでなく、安楽死の合法化、緩和治療などにおいても先進性の高い国といえるでしょう。

「恋人が出来た」という話題で「彼氏、彼女どっち?」という会話が普通にされる国でもあるよう。

タイ

いわずとしれたLGBTの聖地、タイ。

性別適合治療の権威、ヤンヒー病院には世界中から治療を望む人々が訪れます。

日本語の他、世界16カ国語の言語にも対応しています。

 

タイでは道を歩けばLGBTにあたると言われるぐらい、LGBTは日常の中に溶け込んでおり、当たり前の存在です。

そのためカミングアウトのハードルも低いようです。

 

2017年現在タイでは戸籍上の性別変更は認められていませんが、2015年には政府が「第三の性」を認めることに同意し、法的な整備を進めている段階です。

 

また戸籍上の正式な性別ではないのですが、タイには18種類の性別の分類があり、それぞれが自由な性別を自認しています。

LGBT社会か、LGBT共生社会か

当たり前にLGBTが溶け込んでいるタイやフィリピン、オランダ。

LGBTの権利擁護活動が活発に行われながら、差別と偏見の激しいフランスやブラジル。

無言の差別の根付く日本。

これらの違いは、LGBT社会か、LGBT共生社会かというところにあると思います。

 

タイやフィリピンのようなLGBT社会では、LGBTとストレートとの境界があいまいです。

区別がなければ、線引きのための言葉も存在しない。

レズビアン・ゲイが当たり前であれば、わざわざ「このカップルはレズビアン/ゲイ」だと名づける必要性はありません。

 

一方のフランスやブラジルなどのLGBT共生社会では、

LGBTは当事者と非当事者に二分されていて、

まったく別のものであるからこそ対立が生じ、それを解消するために共生への努力が必要になってくるわけです。

 

その点では、ブラジルのような犯罪や事件は起こりづらいとはいえ、日本も二者対立構造のLGBT共生社会の枠組みの中にあると言えるでしょう。

 

 

レズビアン活動家牧村朝子さんの夢は、「幸せそうな女の子カップルにレズビアンって何?って言われること」だそうです。

(出典:タブロイド数十年後の未来で、同性カップルに「レズビアンって何?」って質問されるのが夢【LGBTの今を知りたい Vol.2~牧村朝子INTERVIEW~】)

 

言葉がなくなれば垣根がなくなる。

マイノリティとマジョリティが融合すれば、そこには多数派も少数派もなくなる。

ぜんぶが当たり前になる。

 

そうしたらきっと、レズビアン、ゲイ、LGBTという区別のための言葉すら必要なくなるでしょう。

僕たちは相容れない二つのもの同士の共生ではなく、そんな風に全てのジェンダーが垣根なく混ざり合ったLGBT社会を望みます。

LGBT後進国の日本へ

世界ではじめて同性婚が認められたのは2000年のオランダ。

今から17年も前のことです。

 

伝統的な家庭を壊す。少子化を促進する。

そんな根拠ゼロの主張でいまだに同性婚が認められないどころか議論すら活発とは言えない日本。

決して先進国と名乗ることはできないと思います。

 

守られなければいけないのは、すべての国民と彼らの権利の平等性です。

人間がすべて等しく均一ではないからこそ、国と法律が一人ひとりが個として同じ権利を持つ社会を地ならししていくべきです。

 

難しいことは望んでいません。

好きな人と一緒にいることを認められる社会を僕たちにください。

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reiji(れいじ)

長野県に住む24歳FtXブロガー。
生きづらい日々を生きやすく、つまらない人生を楽しくするためのノウハウを展開中。
映画、漫画、SF小説が大好き。

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