もう嘘をつかない! Xジェンダーが考えるLGBTカミングアウトのこれから

   
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こんにちは!FtXブロガーのreiji(れいじ)です。

先日LGBTのカミングアウトについて、ツイッターの投票機能を使ってアンケートを行ないました。

 

質問内容は、

  • LGBT当事者のカミングアウトに関する思い
  • カミングアウトを受けた人の気持ち

の2つ。

 

結果、当事者148票、カミングアウトを受けた人の116票をいただきました!!

本当にありがとうございます!

それではさっそく結果を見ていきましょう。

投票結果

REIJI

LGBT当事者に聞きたいです。

カミングアウトすることに対してどんな思いを持っていますか?

総数:148票

 

REIJI

LGBTにカミングアウトを受けた人に聞きたいです。

カミングアウトされたとき何を感じましたか?

総数:116票

LGBT当事者がカミングアウトの先に望むこと

アンケートの結果を見てみると、当事者の投票は、

  • 「否定されるのが怖い」が約半数
  • ついで多かったのが「抵抗はないが場を選びたい」

 

一方で、カミングアウトを受けた側では

  • 8割以上が肯定的な感情を持っている
  • 65%は、LGBTをあくまで普通のこと、当たり前のこととして受け入れている

というものでした。

これは本当に嬉しい結果ですね。

 

誰だって思うことですが、

繕わない素の自分でいたい。

ありのままの自分で嘘をつきたくない。

ですよね。

多分相手が自分にとって大切なひと達であればあるほど。

 

でも僕たちは、LGBTであることをカミングアウトしてしまったらきっと、

いいえ、確実に何かが変わってしまう気がしている。

カムしなくても死ぬわけじゃない。

傷つくだけで終わるかもしれない。

今までの関係性だって変わってしまうかもしれない。

 

でもそれをわざわざするってことは、今より事態が好転することを望んでいるんですよね。

 

LGBTであることは、僕たちにとって自分ではどうしようもなく、どうにもできず、変えられなかったことです。

全員に対してカミングアウトをしなくても、どこかに嘘をつかないでいられる場所が欲しいと思っているのが、

35%の「抵抗はないが場を選びたい」人たちなのかもしれません。

reijiの場合

友達へのカミングアウト=LGBTじゃなかった自分をLGBTにするということ

REIJI

僕にはどうしようもありませんでした。

自分の身体への違和感を、

そしてそれ以上に、女性の身体でありながら女性を好きになることを。

カミングアウトは、自分のセクシャリティを告げて終わりではありません。

必ずその先があります。

 

初対面の場で、「僕はXジェンダーで女性愛者です」という前提をつけることと、

僕がLGBT当事者として自覚をする前から僕を知っていた人に対して、

「実はそうだった」

のだと打ち明けることでは、まったく意味が違います。

 

僕は、自分をはじめて知ってくれる人に対して自分のセクシャリティを告げることには、抵抗はありません。

端くれでもいち発信者として、

セクシャリティを「口にしてはいけないこと」にしないよう、自分の名前を言うのと同じぐらいのハードルの高さで、あくまで当たり前に伝えていきたいと思っています。

 

それでも、旧知の友達に「Xジェンダーで女性愛者」であることを告げるのは、すごくすごく怖く感じるのです。

それは、友達が信じていた僕の姿、すなわち「シスジェンダーでヘテロセクシュアルな私」をぶち壊すことであるからです。

※シスジェンダー・・・性同一性が一致している人、トランスジェンダーでない人

※ヘテロセクシャル・・・異性愛者

僕は「女性の自分」を殺してしまった

僕の場合自分が女性愛者であることを認めるのに時間がかかって、

Xジェンダーとしてのアイデンティティを確立するまでに時間がかかって、

その結果、

人生におけるある一時点までは確かに「女性の自分」が存在していたが、(その時期は明確ではないのですが)

今は「女性の自分」はどこにもいない

という状態に辿り着いています。

 

なので僕が女性だったころに付き合いのあった人たちにカミングアウトするとき、その友達の知っている僕はどこにもいません。

強い言葉を使うと、「女性の自分」は僕が殺してしまったから。

 

僕は「男性」という性別や身体の形に憧れて、

女の子を愛するのに疑問も否定もない身体に憧れて、

それが叶わないことの反動として、自分自身の女性性に対する憎しみを育てていきました。

 

男性にはなれないことを認め、

Xジェンダーという言葉を知って「女性と男性の間に足場をつけて良いのだ」と思えたときには、

僕の中の「女性」はすでに殺された後でした。

 

気がついた時には、「女性の自分」はどこにもいなくなっていたのです。

Xジェンダーに「なって」、変わることと変わらないこと

だから、僕にとって友達にカミングアウトすることというのは、

あなたの知っている私はもうどこにもいません。

ということを告げることなんです。

 

それは友達に対する裏切りなんじゃないだろうかって気持ちがすごくあるんですよね。

僕の友達だから、多分否定はしないでいてくれるだろうとは思うんです。

でもだからこそ、友達を傷つけるかもしれないことが怖い。

とても怖い。

 

そして自分が今まで1人で背負ってきたとても重いものの一端を相手に背負わせることになるかもしれないのが怖い。

背負って欲しくはないです。

深刻に受け止めて欲しくはないです。

 

僕の中に友達の知ってる「女性の自分」はいなくなってしまったけど、

僕の過去は、

友達と一緒に大人になったことは、

優しくしてもらったことは、

絶対に何も変わらないから。

おわりに

僕たちLGBTの当事者が望むのは、LGBTだからといって特別扱いされることではなく、

まして否定ではなく、

ただ、そのままの自分の在り方を受け入れられることです。

 

これだけ多くの人がLGBT当事者に受けたカミングアウトを「別に普通」のこととして受け取っていたことを、心の底から嬉しく、誇らしく感じました。

 

ツイッターという限られた場で、しかもハッシュタグをつけての投票募集でしたから、偏った集計なのかもしれません。

それでも投票してくれた人の86%は、確かにLGBTを否定してはいないのです。

 

僕はそれがたまらなく嬉しかったです。

LGBTは「別に普通」であることが世界の通説になるよう、reijiはこれからもこのブログから発信を続けていきます。

 

重ね重ね、たくさんの投票へのご協力、本当にありがとうございました。

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B!

reiji(れいじ)

長野県に住む24歳FtXブロガー。
生きづらい日々を生きやすく、つまらない人生を楽しくするためのノウハウを展開中。
映画、漫画、SF小説が大好き。

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