書評『いのちのはな』 夢を叶えたい。「何もしなかった」で終わりたくはない。

   
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のぶみさんという絵本作家を知っていますか?

『ママがオバケになっちゃった」』「『しんかんくん』シリーズなど多数のヒット作品がある作家さんですが、

二度の自殺未遂 ⇒暴走族の総長 ⇒保育士の専門学校に通う ⇒絵本作家へ

という異色も異色の経歴の持ち主でもあります。

 

そんなのぶみさんの作品の中から、紹介したい一冊があります。

それがこちらの『いのちのはな』です。

『いのちのはな』のあらすじ

かんたろうの家にやってきたチューリップのプー。

お母さんに毎日お水をあげることを約束したかんたろうですが、プーがやってきた次の日から病気になってしまい、水をもらえないプーはどんどんやせていきます。

 

根っこを伸ばして生きようとするプーですが、自分の鉢はひっくり返り、

バラのバーバラーに「あなたはいらない花なんだから、きえちゃばいいんじゃない?」と笑われ、

それでも最後の力を振り絞って太陽にあたり、花を咲かせます。

 

そしてそのころ、やっと病気が治ったかんたろうは、水もないのに懸命に花を咲かせたプーをみつけます。

プーは、「いまさけたからすべてがこれでよかった」と泣き、枯れていくのです。

「いまさけたからすべてがこれでよかった」

ぜひ実際に読んで味わってほしいです。

読むたび泣けるし、新しい発見があります。

REIJI
ほんと子供の本のクオリティじゃないよ・・・。

 

この絵本の凄みは、やはりプーの枯れる間際の言葉に集約されています。

あのとき、ねっこを のばせて よかった。

あのとき、かぜで たおされて よかった。

だいっきらいな バラに あえて よかった。

たいようの ひかりに むかえる ゆうきが あって よかった。

 

いきていて よかった!

いきていて よかった!

いきていて よかった!

 

辛かったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと。

その何もかもが、「いまさけた」から「よかった」のです。

 

この言葉を口にすることが許されるのは、

咲くために全てを投げ打って、力を振り絞ってできることはすべてやったプーだからこそなのでしょう。

夢のために生きる

僕がこの絵本を通して考えたのは、

REIJI

やっぱり叶えたい夢のために、何もかも投げ出してでも頑張りたい。

努力したい。

やれることは全部やりたい

ということです。

 

「夢」っていうのはたとえば、

小説家や漫画家になりたいとか、世界一周のバックパッカー旅行をしたいとか、

発展途上国に行って子供を助ける活動をしたいとか、自殺予防のための活動をしたいとか、

なんか分かんないけど、そんなん。

 

誰しも人生において「これを成し遂げたい!」「誰かの役に立ちたい!」って思ったことが一度や二度あると思うんですけど、そういう

人生において成し遂げたいこと、

自分がやらなくちゃいけないと思えること、

あるいは使命

のことを夢と呼びます。

 

そして人生には二通りあります。

このような夢のために命を懸ける人生と、生活のために生きる人生。

無謀な人生と、穏便な人生。

叶えたい夢に向かってすべてを投げ打って突き進む人生と、いろんなこと諦めながらも堅実に生きる人生。

 

そういう、綺麗ごとだとか、理想だとか言われるような夢って、

誰もが一度は夢見て、

それでも夢は所詮夢で、叶わない理想だからという理由で諦めて、

生活のために諦めて、

そしてやがて、叶うはずがないという魔法の言葉で夢を見ること自体を忘れてしまう。

 

でも、そうではない一部の人たちは夢を叶えていきます。

そして夢を叶えることがなかった人たちは、夢を叶えた人たちを見て決まってこう言います。

あなただからできたんだよ

僕には生活があるから

と。

「何もしなかった」と僕は言いたくない。

夢のために生きるのも、生活のために生きるのも、

多分、どっちも正しくてどっちも間違っているんです。

どちらを選んでも、得るものもあるし、失うものもある。

 

でも僕には、叶えたい夢があります。

そのひとつが、Xジェンダーも含めたLGBTの居心地のいい居場所を作りたいということです。

そのためなら、なにもかも投げ打っても良い。

その夢のために、人生を懸けて死にもの狂いになりたい。

 

夢は、語るだけでは意味がありません。

あれをしたい、これをしたいと言うだけなら誰にもできます。

僕は今日のこのツイートを、絶対に嘘にはしたくないと思っています。

 

やれることは全部やりたい。

夢はあったけど、何もしなかったという人にだけは、僕はなりたくない。

夢を叶えられるのは、夢を持った人間だけであり、夢を叶えるために行動し続けた人間だけです。

 

自分の夢のために、できることを全力でやりきった人にしか、

「いまさけたから すべてがこれでよかった」

と口にすることは許されないのです。

おわりに

沸々としながら今も社畜ですが、来年3月に仕事を辞めるまでの間に何ができるか、考え続けてます。

今できることがブログしかなくて、自分の言葉を届ける術が拙いのが悔しい。

 

全部が自分の夢のためだからなんと言われても良いんだけど、

PV数も収益も全然足りない。もっと欲しい。もっと言葉を届けたい。

 

でもどんなに高い理想や夢があっても、今できることなんて限られていて、

目の前にある、今の自分にできることを一個一個やるしかない。

のだとは思います。

 

頑張ります!

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reiji(れいじ)

長野県に住む24歳FtXブロガー。
生きづらい日々を生きやすく、つまらない人生を楽しくするためのノウハウを展開中。
映画、漫画、SF小説が大好き。

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