子離れできない親にLGBTの子供は一生カミングアウトなんかできない

   

スポンサーリンク

こんにちは!FtXブロガーのreiji(れいじ)です。

レズビアン・ゲイに限らず、セクシャルマイノリティの親へのカミングアウトは難しい問題です。

 

親にカミングアウトすることで、受け入れられた人、

絶縁状態になってしまった人、

カミングアウトはせずクローズドのままの人。

 

本当に様々なケースがあります。

 

REIJI
ちなみに、僕はカムしていません。

Xジェンダーのカミングアウト自体がそもそも説明しづらいものだということもあります。

(関連記事:Xジェンダーのカミングアウトは難しい!

ただ身体面だけで言うと「女性を好きな女性」なので、レズビアンとしてカミングアウトできなくもありませんが、それもしていません。

 

多分一生カムできないと思います。

たとえいつか胸オペをしても、一生実家に帰らないか、もしどうしても帰らなくてはいけない用事があったら、無い胸偽装してでもクローズドを守ります(なんのための胸オペw

僕reijiと親との関係

別に深刻な家庭事情があったわけではなく、いたって普通の一般家庭に育ちました。

両親教師でー、自営で塾やっててー、おじいちゃんの持家で家は古いけどちょっとでかくてー。みたいな。

 

ただ。

僕のうちで普通ではなかったことがひとつあります。

主に母親が中心にはなりますが、超絶過保護だったんですよね。

 

「やってあげる」と「これをしなさい」のシャワーを浴びながら、

気づけば僕は、自分一人では何もできない世間知らずな人間(しかもドコミュ障)

に育ちました。

 

その殻を破って、一人で外の世界に出て行くのはほんっとーに大変でした。

分からないことを人に聞くのはおろか、お店で注文するのもATMでお金をおろすのも一切できませんでしたからね。

このままだったら人生詰みゲー。

 

そっから大好きなバンドのライブやレズビアンイベントのために月1回東京に通い始め、悪戦苦闘しながらも、

普通は標準搭載の社会力と、こちらは持ってる人は半々くらいの孤独力とをつけていきました。

REIJI
一人飯も一人映画も一人イベント参加も一人旅行も全然平気。

彼女は欲しいけど。

 

今でもコミュ障引きずってますが、会話が上手くいかなくてもまあ良いかと思えるようになりました。

だって仲良くなりたい人とは時間かけて仲良くなれればいいんです。

僕はコミュ障だけど人が嫌いなわけではないので。

干渉すればするほど、子供の心は離れていく

話が反れましたが、そんなこんなでひたすら過保護で過干渉だった親と僕とは、今ではあまり良い関係じゃないです。

彼らに対して自分のセクシャリティをカミングアウトすることは今後もないでしょう。

 

ていうか親が過保護・過干渉だと、子供は本質的な話なんかできませんよ。

親が気付いていないだけで、ずっと上っ面で関わられてることになります。

それってすごい悲しくないですか。

 

断言できますが、最善の子育ては「見守りはするけれど放置」です。

 

ていうか僕が自分の親が普通じゃないことに気付いたのは二十歳超えてからですからね・・・。

遅えよ。

過保護な親たちへ。子供と課題の分離をしてください。

REIJI
嫌われる勇気』を親になる人の必修科目にしたい。

僕はアドラー信者なので、『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健著,ダイアモンド社)を引き合いに出すと、

およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むことーあるいは自分の課題に土足で踏み込まれること―によって引き起こされます。

課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。

さらに、

誰の課題かを見分ける方法はシンプルです。

「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」を考えてください。

と続きます。

 

子供のセクシャリティを引き受けるのは、間違いなく子供自身です。

自分自身の性をどのように生きるのか、誰を好きになるのか、

その結果を引き受けるのは子供であり、親ではありません。

セクシャリティは子供の課題です。

 

そこを取り違えて、

孫の顔も見せないつもりかとか、同性愛なんて大変だからよせとか、

あるいは逆にLGBTであるのは恥ずかしいことじゃないんだからみんなにオープンにしなさいとかね。(ヨシナガフミ著『きのう何食べた?(1) (モーニング KC)』のシロさんの場合)

REIJI
うるせーーーーー!!!!

 

仮におおっぴらにセクシャルマイノリティを否定しないとしても、

自分の課題に侵犯されたおぼえのある子供は、やはり親にカミングアウトするということを躊躇してしまいますね。

だっておんなじことになるの目に見えてますもん。

親にセクシャリティを告げるということ。

セクシャリティは、性の問題と直結しています。

そもそもあまり親には言いたくない話題。

 

それをカミングアウトできるかどうかは、結局のところ

親は親の、子どもは子どもの人生を生きられているか

という一点に尽きます。

 

互いに自立していれば、つまり課題の分離ができていれば、

親はマイノリティである子どものセクシャリティを否定することも矯正することもないので、子供は不安に思いながらも、カミングアウトすることができるんです。

 

そしてそれが、親と子供との適切な距離感であり、温度差であると思います。

愛することと子供の課題に土足で踏み込むことは別です。

親への正しいカミングアウトのポイント

カミングアウトは、相手が親や家族であっても義務ではありません。

したくなければ、する必要がなければしなくていいです。

自分のセクシャリティを生きるのはあくまで僕たち自身ですから。

 

ただ、自分にとって一番近い存在である親に理解してもらいたい、できるなら応援してほしいと思うのも子供の気持ちです。

理解されるのは難しいと頭では分かっていても、どうしても期待してしまう。

なので、ここでも課題の分離をしましょう。

 

カミングアウトをして、理解されたいと思うのは子供のエゴです。

理解してもらえるかどうかは親の課題であって、子供が踏み込むべき部分ではありません。

なので子供にできるところは、正しいカミングアウトをするところまで。

 

ポイントは3つです。

  1. 感情的にならない。
  2. 相手の疑問に答える十分な説明と資料を用意しておく。
  3. 相手の受け入れを待つ。

①感情的にならない。

人間、感情的な相手に対しては反発したくなる生き物なので、感情的になるのはやめましょう。

 

REIJI
僕は叔母になんかつるっとバレて号泣しながらカムしたけどな!

(叔母がリベラルで良かった・・・)

②相手の疑問に答える十分な説明と資料を用意しておく。

受け入れられない理由は、知らない・分からない未知の世界だから、という場合があります。

自分のセクシャリティについて詳しく説明できるようにしておくと同時に、予測される質問への解答とLGBTの世界を説明するための資料を用意しておきましょう。

 

LGBTの自助団体、NGO・NPOのリーフレットは分かりやすく書かれていておすすめ。

無料で配布されているものも多いです。

③相手の受け入れを待つ。

受容の過程には、それがどんな出来事であれ、衝撃と否認はつきものです。

我が子に限って・・・と思っている親ほど、強く否定的な反応をするでしょう。

でも否認は受容までの通過過程のひとつなので、親が受け入れられるようになるのをゆっくりと待ってあげましょう。

 

 

 

まあ僕はカムしません!

長年の恨みが積み重なりすぎて無理だ。

それについてはまた別記事にするかも

コメントを残す