同性カップルと子供 子孫を残せるということが優れているとは思わない

   
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こんにちは!FtXブロガーのreijiです。

LGBTに対する風当たりの強さというのはいつの時代も止まないもので、

テレビのバラエティでも当たり前のように同性愛は少子化を促進するとか、伝統を壊すとかの発言が行われています。

 

そこで今日はLGBTと子供について考えてみたいと思います。

まずはこちらの動画を見てください。

「僕はレズビアンのカップルに育てられた」

これはアイオワ州で同性愛者のパートナーシップ制度が廃止するという提案がなされた際、レズビアンのカップルに育てられたザック・ウォルス氏が議会で行ったスピーチです。

 

生涯に一度でいいから、こんな素晴らしいスピーチをしてみたいものです。

英語の教科書に載せたらいいんじゃないだろうか。

 

自分たちで子供を産めないLGBT当事者にとって、自分の子供を持つということは人生における大きな命題のひとつでしょう。

子供が欲しいと思った場合、代理出産や養子を引き取るなどの選択肢が考えられますが、葛藤は小さくありません。

 

もちろん子供を望まない場合もあります。

同性カップルでもストレートカップルであっても、自分たちには子供はいらないという選択はもちろん有りだし、

恋愛感情を持たないアセクシャルや、性的行為を望まないノンセクシャルの人もいます。

 

どんな選択をしたとしても、本人たちが納得しているかぎり、そして迎え入れる子供にきちんと愛情を注げるかぎり、その選択はきっと正しいはずです。

子孫を残せない同性愛者は劣っている。淘汰すべきだ、という主張。

海外のホモフォビア(同性愛嫌悪)ほどの凶悪さはないにしても、

日本においても同性愛への反対運動や、同性愛者は子孫を残せないから劣っているという主張が一定数あることは事実です。

 

しかし

子孫を残せないから同性愛は無意味

という論の展開に僕はそもそも意味を見いだせません。

 

子孫を残すことが人の人生の唯一の目的なら、異性カップルであっても子供を作らない選択をした人も、不妊症の人も、独身の人も全員淘汰すべきだという結論になる。

数を増やしたいだけなら体外受精でも非人道的な方法でもなんでも子供を作りまくればいいのです。

でも実際はそうじゃない。

 

子供を持つという選択は、

好きな人と自分が世界に存在している時間ができるだけ長く続いて欲しい

という願いのもとに行われることです。

 

同性愛は劣等だというような主張をしたい人は、なにかしら優位性を示したいだけなのでしょう。

自分と他人を見比べては、自分の方が優れていると思い、安心する。

そうしなければ自尊心が保てない貧しい人生なんだろうと思います。

同性カップルの実現し得ない家族を写した写真集

僕たちはいつか死にます。

子供を持つということを含め、自分が死んだあとの世界に一切の意味はありません。

なぜなら、自分が死んだ後に、幸福や、嬉しさや、気持ち良さや、充実や、そういったものを感じる「わたし」はどこにもいないからです。

 

それでも、「自分の子供を持つ」

というのがあまりに特別な事態であるということには、子供を持つつもりのない僕も同意できます。

 

(Im)possible Babyという写真作品があります。

同性カップルに、生まれるはずのない子供がもしも生まれたとしたら、その子供は一体どんな姿をしているんだろう。

遺伝子や顔の造形の3D画像などの分析から、そのことに科学的にアプローチした作品です。

リンク先:(Im)possible Baby, Case 01: Asako & Moriga

 

写されているのは、牧村朝子さん、モリガさんカップルと二人の子供の家族写真。

CGで作られたこれらのとてもリアルで幸せそうな光景は、現実には存在し得ないものです。

実現不可能性と画面の中の幸福度のギャップがあまりに大きくて、胸にこみ上げてくるものがあります。

 

自分と容姿の似た人間が目の前で育ち、愛着を示し、それを愛するパートナーと見守る。

子供が欲しい人にとっては、それはどんなにか特別なことでしょう。

 

好きな人と結婚していい特別を、

好きな人との子供を持てる特別を、

誰もが享受できるように医療も法制度ももっともっと発展してほしいと願ってやみません。

未来家族の愛情のカタチ。

ここで、冒頭のザック・ウォルス氏の動画の話に戻りましょう。

この動画から分かることは、

家族や幸せというものは、遺伝子によって左右されないし、一人ひとりの性別によっても左右されない。

ということです。

 

これから個人や家族の在り方はもっと複雑に多様化していくでしょう。

そのスピードに社会は追いつけないかも知れませんが、ザック氏のように愛の形に自信を持っている人がいる限り、LGBTの虹色の火はきっと耐えないものと思います。

 

幸福は、血の繋がりの強さじゃない。

遺伝子でもない。

まして誰より幸せ、誰より優れているということでもない。

 

自分が幸せかどうかを決めるのは、他でもない自分自身です。

今ここに生きている自分が、そしてその自分の傍にいる愛する人が幸福で満たされているかどうか、

それだけが幸福を決める唯一の素因だと信じています。

 

世界よもっと優しくあれ。

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reiji(れいじ)

長野県に住む24歳FtXブロガー。
生きづらい日々を生きやすく、つまらない人生を楽しくするためのノウハウを展開中。
映画、漫画、SF小説が大好き。

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