[LGBT]Xジェンダーの悩み 男でも女でもないってどういうこと?

   
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こんにちは!FtXブロガーのreiji(れいじ)です!

 

僕は、生物学的な身体は女性ですが、男でも女でもない性別、Xジェンダーを自認しています。

Female to X(女性からXジェンダーへ)

の頭文字をとって、FtXなんて言い方をしたりします。

 

Xジェンダーは、中性・無性・両性などを包括した性別の概念です。

Xジェンダーの定義は幅広く、また曖昧であること自体が定義とも言えるため、僕たち当事者にとっても非常に説明のしづらい部分があります。

 

この記事では、Xジェンダーとして、日々どんなことに悩んでいるのか?についてお話しします。

こんな性別もあるんだこんな人もいるんだ、とちょっとでも興味を持っていただけたら幸いです。

異性か同性か問題

「Xジェンダーです」と自己紹介した時に、わりと聞かれるこの疑問。

あなたの性別は男性寄りなの?女性寄りなの?

う~ん、どっちでもいられなかったからXなんですけどね。

 

皆さんは、相手の性別が「女性であるか、男性であるか」すぐに分かりますよね。

おそらくパッと見、声の感じ、体格なんかで判断しているだろうと思います。

同時に、自分にとって「異性であるか、同性であるか」も瞬時に判別しているはずです。

 

でも、Xジェンダーである僕には、その判断がいつも難しいのです。

あなたは男性ですか?女性ですか?

この質問を言い換えるならば、

私はあなたに異性として接すればいいですか?

それとも同性として接すればいいですか?

ということ。

つまり、相手が異性か同性かによって関わり方が変わってくるということです。

 

実は、皆さんがXジェンダーの人に対して「この人は同性か?異性か?」ということで困るように、

僕らXジェンダーの当事者たちも困っています。

相手が男性であっても女性であってもその人を異性と思えばいいのか同性と思えばいいのかよく分からないからです。

同性にも異性にもなれない理由

僕の恋愛対象(性的指向)は女性です。

かといって、女性を異性、男性を同性と思えるかというとそれも違う。

 

僕の主観での話ですが、

 

こんなようなものが、しっちゃかめっちゃかごちゃまぜになって、巨大な

REIJI

を構成しているのが、いちXジェンダーであるreijiの場合です。

巨大な「はてな」 だからこそ自分の立ち位置を明確にする

でも、僕ら自身がふらふらしてると、相手も「」になってしまうのは確か。

 

僕は完全な女性として扱われるのは嫌なのですが、

治療もなんもしてない見た目や声は完璧女性です。

カミングアウトしたとしても、完全な男として扱ってもらうのは難しいだろうなってのも知っています。

 

自分の中の女性性に抗うための一人称「僕」や、ユニセックスあるいは男性寄りの服装や髪型ではあったりするんですけど、

それを分かってもらうためのはやはり一貫性は必要なのかな。

 

って思ったりもしたので、

カミングアウトした場ではこれから「僕」で統一していきます。

よろしく。

一人称問題

日本語は一人称だらけ

今も話が出ましたが、ややこしい一人称問題です。

英語では「I」(アイ)だけなのに対し、日本語にはたくさんの一人称があり、

その一つ一つに性差があります。

俺、僕、私、あたし、うち、etc…

 

僕らXジェンダーやトランスジェンダーにとって、一人称は定番の悩みです。

他人から見える身体の性別と、自分で望んでいる性別が食い違ってるわけですから。

 

とはいえ周りがどう思おうと、自分の性自認により近い一人称を使うのが正解だろうとは思います。

reijiの場合には「僕」です。

FtXブロガーreijiが一人称「僕」にこだわる理由

2017.08.03

一人称の使い分け

ただ。

ただね?

困るのは、場所によって使い分けをしている場合

 

公的な場では男も女もみんな「私」だからいいてす。

でもそうじゃないプライベートな時に、

  • カミングアウトしてる場では「
  • カミングアウトしてない家族や友達の前では「わたし

とかってやってると、

混ざるんですよね、間違えるの。

 

僕をXジェンダーと知ってくれてる人の前で「わたし」って言っちゃうのは

REIJI
ちゃうわ。「僕」で良いんだ

で済みますけど、

そうじゃないとこで「僕」が出ちゃうとかなり焦ります。

 

治療をしていない、見た目完全女性の人間が「僕」と名乗った時に、何も知らない人からすればやっぱり違和感はある。

引かれないかな?ってのは常に常に怖いです。

だからカミングアウトしていたとしても、無難な「私」を使うことがけっこうあります。

 

しかし同時に、自分自身のアイデンティティから逃げたくない。とも思います。

REIJI
戦っていきたい

積極的に「僕」を使っていけるようにしたい。

カミングアウトし続けの人生

僕には、

  • 自分のことを知ってもらいたい
  • 友達になりたい
  • 深い付き合いをしたい

という時に、必ずカミングアウトの問題がついて回ります。

 

なぜなら、reijiという一人の人間と、Xジェンダーというアイデンティティはどうやったって切り離せないから。

LGBTやセクシャルマイノリティの当事者には共通する悩みだと思いますが、

REIJI

僕はreijiです。

Xジェンダーという性別です。

Xジェンダーとは、~のようなもので。。。

って説明を毎回しなくちゃいけない。

カミングアウトし続けの人生です。

 

このことの問題点というのは、その人そのものというよりも、マイノリティとしてのジェンダーが印象として先行してしまうということ

  • レズビアンの」Aさん
  • ゲイの」Bさん
  • Xジェンダー」のreiji

として認識されて、それ以上の深さに発展しないということがままある。

 

違います。順番が逆です。

Aさんという、映画と音楽とタイ料理が大好きな女性の、たまたま恋愛対象は同じ女性だったんです。

Bさんという、イケメンで仕事もできる、でも運動は大の苦手な男性の、たまたま恋愛対象は同じ男性だったんです。

ジェンダーはその人の一部としてあるだけ

余談ですが。

LGBTの当事者が親にカミングアウトしたら勘当されたって話を、2017年という時代になって未だにまーよく耳にします。

その度に僕は泣けてきてしょうがないんですけど、

REIJI

あなたの大事な娘や息子が、レズビアンと言う化け物、ゲイと言う化け物、性同一性障害者という化け物に変わってしまったわけではないんですよ。

あなたの子供はどこまで行ってもあなたの子供なんですよ。

その人はカミングアウトの前後で何一つ変わってない、大事な家族の一人なんですよ。

ということを今すぐその場に行って伝えたい。

 

ジェンダーや性別は、その人にとって切り離せない一部だけど、決してすべてではありません。

これが僕が本当に伝えたいことです。

 

ただマイノリティという性質上、

LGBT、セクシャルマイノリティのことなんて聞いたこともない。全然知らない

って人もきっといますよね。

 

だから導入としては、

  • 「レズビアンの」Aさん
  • 「ゲイの」Bさん
  • 「Xジェンダー」のreiji

でいいと思います。

 

でもそこから、ぜひ一歩進んで、Aさんって、Bさんって、

どんなものが好きなんだろう?

どんな風に生きてきたんだろう?

趣味はなんだろう?

と知ろうとしてください。

 

難しいことは全然なくて、初対面の人と仲良くなるときとおんなじです。

 

最近は、カミングアウトしたとしてもそのことに関わらず、一人の人間として対してくれる人が本当に多くなってきていて、嬉しい限りです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ジェンダーの問題は、決してヘビーな話題、触れてはいけない話題、タブーではありません。

「あなたどこで生まれたの?」「血液型はなに?」みたいに、Xジェンダーのことについて、気を使わずなんでも訊いてください。

 

LGBT、セクシャルマイノリティな人たちは、あなたの身近にもきっと存在しています。

僕も音楽と映画と小説とブログが大好きな、もの凄く普通の人間です。

困ることもあるけれど、意外と普段はあっけらかんと暮らしていたりします。

 

そしてXジェンダーでなければ出会えなかった人たち、体験することができなかったことが沢山あります。

だから、望む性別に生まれられなかったこと、Xジェンダーとして生きていくことは、不便ではあっても、不幸なんかじゃないのです。

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B!

reiji(れいじ)

長野県に住む24歳FtXブロガー。
生きづらい日々を生きやすく、つまらない人生を楽しくするためのノウハウを展開中。
映画、漫画、SF小説が大好き。

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