FtXブロガーreijiが一人称「僕」にこだわる理由

   
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こんにちは!FtXブロガーのreiji(れいじ)です。

僕の身体は女です。

でも性自認は、女でも男でもないXジェンダーです。

そして一人称は「」。ついでにボディピアス大好き。

 

イロモノとか、なりきりとか思われることも実際に言われたこともあるけど、僕の今の人間性は変えようがない。

REIJI
男の格好してて何が悪い。ピアスだらけで何が悪い。

僕は好きな格好してる自分のことが大好きだ。

って思ったので、書きます。

一人称「僕」の女性は痛い?

このブログ「ボクイキ」ではreijiは基本的に一人称「僕」を使っています。

でも実際に現実の場面で、女の人が自分のことを「僕」なんつっつてたら何この痛い女wwって思うのが普通。

 

日本語は一人称にこれだけ種類がある言語なのでこういうことが起こってはきますけど、英語なんて全部アイですからね。

英語圏に生まれてたら一人称での悩みは無かったんでしょうけど。

 

ただ一方で女性一人称(私、あたし)、男性一人称(僕、俺)を名乗るということは、

僕たち性別違和を抱える人たちにとっては性別適合治療と同じく、

自分の性別に自分が欲しかった女性性、男性性を与えることなんですよね。

 

女性に生まれた僕は、どんなに努力しようと治療しようと、生まれながらの男性にはなれない。

でもせめて、本当は欲しかった男性という性別にできるだけ近い所にいたい。

そのための一人称「僕」なんです。

僕は自分が女であることが許せなかった

今の僕は他人からツッコミを受ける要素てんこ盛りです。

男装というかメンズ服大好きだし(かといってタッパはない)、髪短いし一人称僕だしピアスだらけだ。

ネイプ(うなじのピアス)を開けたばかりの写真。まだ赤みが残っている。

 

そんな僕の人生は、常にボディイメージとの戦いでした。

女としての自分の身体、胸、名前、生きてきた人生。

そのすべてに違和感があり、女性として生きていくこと、生きていかなければならないことが只々苦しくて仕方なかった。

死ぬことを考えたのも1度や2度ではありません。

 

その気持ちは今でもそうで、女性性の象徴である胸だけは許せない気持ちになることが、時々よりは頻繁にあります。

ネットで見かけた話ですが、自分の胸に刃物を向けた性同一性障害の方のことも他人事とは思えませんでした。

 

けどどんなに願っても泣いても、生まれ持った身体が男になる訳じゃない。

そんな僕を救ったのがFtXという言葉であり、望むようなボディイメージへと自分の身体を少しずつ改造していくことだったのです。

自分の身体を望む形に近づけていく作業

はじめて髪を短くしたとき。

ピアスを開けたとき。

誰にも見せるつもりのない日記の中だけではあったけど、「僕」という一人称を使ったとき。

 

自分が望む形に、少しずつでも自分の身体を近づけていくことができる。それを自分の力で行うことができる。

そういう確信を得て生まれてはじめて、僕は自分が自分として生まれることができたような気がしました。

 

ピアスや男装、一人称「僕」、そしてぼんやりやりたいなーと思っている胸オペも含め、

これらはすべて、自分の思う自分の身体の形、生き方の形に自分を近づけていくための行為です。

 

こういうことを行うことであからさまな敵意や否定や非難をぶつけてくる人もいるでしょうけど、

すべては自分が望む自分であるため必要なことであり、外野が何を言おうと思おうと関係がない、と僕は思います。

ボクイキの目指す場所

ネットにもまだまだ情報の少なかった頃ですから、僕はFtXやXジェンダーという言葉に辿り着くのにとても苦労しました。

 

社会人になり自分のお金でレズビアンイベントやピアサポートに出かけることができるようになってからも、

そうしたコミュニティに蔓延している空気とは、クラブイベントのように退廃的に氾濫する虚しい性の在り方か、

マイノリティとして権利獲得のために戦っていかなければ・・・!みたいな偽善的な理想論ばかり。

ここじゃない、これじゃないと自分の立ち位置と所属できる居場所とを探し回っては、それが無いことにがっかりする事を繰り返していました。

 

僕の欲しかったものはもっと単純だったし、もっと簡単に手に入っていいものの筈です。

僕はノンケ(異性愛者)の人たちが話すように好きな女の子のことを話したかったし、

中途半端な性別だけど在りのままに認めて欲しかった。

 

病気じゃないのに、なんで自分の性別なんかでこんなに苦しんでいるんだろう・・・。

残ったのはただただ、僕は一生このまま誰にも理解されず誰にも愛されず死んでくんだろうか?という空虚感だけ。

あの苦しさは正直言ってもう二度と思い出したくない。

 

そんな中で僕はある日「僕」という一人称を自分に許し、こちらはストレス発散の意味合いもあったのですが身体にピアスの穴を増やしていきました。

そして自分の身体は自分で変えられることが分かったことで、不意にトンネルを抜けたように

無理にどこかに自分を所属させなくてもいい。

と思うことができたのです。

 

Xジェンダーはまだまだ未開拓な分野です。

自分が苦しんできたからこそ、同じ悩みを持つ人にはできるだけ遠回りをしないでほしい。

楽になれる居場所を僕が苦労したよりもっと簡単に手に入れて欲しい。

僕が先例となり、ボクイキをそのためのプラットフォームにしようとしているのは、今はまだ内緒の話です。

僕の誇り、FtXという居場所

女の身体に男の服。「僕」という自称。7つのピアスホール。

これが僕。

これが僕にとってのX。

 

男の要素と女の要素がいい感じにミックスされて、僕だけのXジェンダーという居場所になると信じています。

そしてそのことだけは、絶対に誰にも非難させるわけにはいかないのです。

 

 

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reiji(れいじ)

長野県に住む24歳FtXブロガー。
生きづらい日々を生きやすく、つまらない人生を楽しくするためのノウハウを展開中。
映画、漫画、SF小説が大好き。

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