青森出身の怪物バンド amazarashiは夢破れた若者も新たな夢に挑戦する若者も聴くべき

   
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amazarashiを知っていますか?

僕が結成当初から大好きなバンドで、青森出身の秋田ひろむさん(Vo)、豊川真奈美さん(Key)で結成された2ピースバンドです。

口コミでファンを増やし続ける謎のバンド、amazarashiとは?

amazarashi(アマザラシ)は、日本のロックバンド。

ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ所属。青森県で結成された。

バンド名は「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」から名付けられた。

引用元:amazarashi  Wikipediaより

amazarashiは顔出しをしていません。

ライブも紗幕という薄い布に映像投影をする形で行われます。

観客からは演奏をするメンバーたちの姿は、シルエットと顔が何となくしか見えません。

 

こうしたライブは「音楽を聴いて欲しい」というボーカル秋田さんの思いから始まったそうですが、

その紗幕に映像と光を映し出すという独特の手法は、彼ら独自の革新的な音楽の在り方となっています。

僕とamazarashiの出会い

僕がamazarashiに出会ったのは、看護学生時代でした。

大学と併設の寮の間を往復する半径800m内の生活の中で、コミュ障道を極めすぎていて毎日ケシズミのようになっていた僕。

youtubeの自動再生中、ふいに流れてきたのがあの「夏を待っていました」でした。

 

食い入るように見ました。

泥臭い歌声。90年代フォークを彷彿とさせる哀愁的メロディ。

飛び降りた太平のタナトスと、「そんな勇気なら無いほうが良かった」という優しい言葉。

 

なんか自分の感じてたことを全肯定された気がしたんですよね。

思い出したくもないですけど、青春の鬱屈とか、親にはもちろん友達にも言えない死にたいとか、このまま生きてってもどうにもならない感じとかを言語化してもらった感じ。

 

amazarashiの歌が最終的に僕たちに与えてくれるのは「」です。

世界のどん底でうずくまって、多分その渦中では光なんか見えてないんだろうけど、のたうちまわりながらあれが光だと信じる姿。

僕たちを打ちのめした世界へ、今に見てろと突きつける中指。

 

30代40代になればまた違った聴き方もできるんでしょうけど、

10代から20代へのリアルタイムな時期にこのバンドに出会えたのはほんと幸せ。

今日はそんな、挫折を味わった人にこそ響くamazarashiの魅力を存分に解説します。

ぶち込まれる圧倒的な言葉量

amazarashiの曲は、歌詞の言葉数が圧倒的に多いです。

それだけ一曲一曲に込められたメッセージ性が高いのですが、その中にはボーカル秋田さんの生々しい人生体験が語られています。

 

物語仕立てで紡がれる「冷凍睡眠」や「無題」にも、

ファンタジックで不可思議な情景のなかに在りったけの怒りを込めた「カルマ」にも。

 

そのすべてに通底するものとは、絶望と希望

秋田さんはインタビューなどで、音楽をやるために上京し、挫折を味わい、故郷に帰り、それでも音楽に立ち向かわざるを得なかった過去を語っています。

 

彼の人生とそこから生まれた数々の曲には、

死ぬより辛い絶望があり、

そこから這い出そうとのた打ち回った苦難があり、

ハッと救われた瞬間があり、

今は見えもしない一縷の希望に手を伸ばそうとする切実な強さとがあるのです。

 

そうした言葉のどれか一つにでも共感を得てしまったのなら、僕たちはもはやamazarashiの音楽から逃れることはできないでしょう。

映像表現の凄まじさ

amazarashiのアートワークのほとんどは、若き才能あふれる映像作家YKBXさんによって制作されています。

僕がはじめてamazarashiに出会い、衝撃を受けたこの曲は、第14回文化庁メディア芸術祭のエンターテイメント部門で優秀賞を受賞しました。

正体のわからないテルテル坊主のような不気味なキャラクターはamazarashiを象徴するものの一つ。

YKBXさんが作り出す時に残酷で、時に不気味で、痛みと優しさに満ちたあの独特な世界は、amazarashiが描き出そうとしている世界の最大限の近似値を体現しているように感じます。

常に新しい音楽表現を探している

J-POPにちょっと無いような曲作りをするんですよね。

 

ポエトリーリーディング(朗読)をこんなに多用するバンドもないですし、

それもただの朗読だけではなく、日本語ラップのようなリズムを追求した曲もあれば、朗読の向こうでシンセ効かせた不協和音響かせてみたり、音作りに関する実験的な1曲「或る輝き」なんかはぜひヘッドフォンで聴いて欲しい。

 

メロディ主体の曲にしても、電子ミュージックの要素もあったり、フォーク色も強い一方、バンド形式を取っているためサウンド自体はちょっとガレージっぽいざらざらしたロック。

それを豊川さんのピアノやコーラスが曲を優しく極上に仕上げています。

 

つまり僕の好きな要素しかないわけですが。

リリースペースも半端じゃないのでありがたい限り(笑)

それでもこれだけのスピードで常に進化し続けるってのは物凄いことですよね。

まあとにかく聴いとけって。

amazarashiは、かつて絶望していました。

そして、それでもなお生きていたいと、泣き腫らした日々を越え、

何もかもを失ったところから、もう一度立ち上がろうとしている

 

だからこそ、その泥臭くのた打ち回る歌詞は、

夢破れた人たち、

あるいはこれから新しい夢に挑戦しようとし、夢破れるかもしれない不安に怯えながらも前に進もうとする人たちの心に届くのです。

 

ベストアルバム出てます!

 

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reiji(れいじ)

長野県に住む24歳FtXブロガー。
生きづらい日々を生きやすく、つまらない人生を楽しくするためのノウハウを展開中。
映画、漫画、SF小説が大好き。

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